2013年11月5日火曜日

「死ぬときに言う」

まだ新婚で私がメルヒェン全開だった頃、夫に「結婚して、良かったね~」とのろけたところ、
返ってきたのが↑上の言葉です。
“本当に結婚して良かったかは、今言えることではなく、死ぬときに初めて分かる”ということらしい。
なんか、シビアですよね。 新婚の時くらい、客観的にならないで欲しいものですが。
でも、夫のそんなところも嫌いではないのです、はは。 ・・とはそんなことはどうでもよいですね。


先週東京での仕事を締めくくって、最後の日はグループの皆さんとご飯を食べに行き、
花束なんてもらってしまったのですが、そのお花達も今朝にはいよいよ元気なく、萎れてきました。
もう前を向いて、始動しなさいということだと思うのですが、何をすれば良いのか、分からない・・。

早くて来月にステップアップを予定しているので、とりあえずはのんびりを企てております。
歯医者を探そうとベネッセのウィメンズパークにログインして、住所変更をしたところ、
現在の街の掲示板に、様々な人が書き込みをしていました。

“引っ越してきたばかりです。お友達になってください。3歳と1歳の子どもがいます。”
昨日書かれたらしいその書き込みに、既に3件くらいの返信が入ってました。
それぞれ同じ歳くらいのお子さんを持った女性達から、、ぁぁいいな。

先日夫の先輩夫婦が来てくれた時も、お互い転勤族なので、新しい街の感想を聞いたところ、
「子どもがいると、どんどん知り合いが出来て、世界が広がるんだよねー」と。
やはりそうだったか・・。 薄々分かってはいたのだけどね、 ヘンッ。




テレビの話なのですが、NHK教育でやってる『グレーテルのかまど』という番組が好きなのですが
“ヘンゼルとグレーテル”の末裔の姉弟、という設定で、瀬戸康史扮するグレーテル(弟)が、姉ちゃん(ヘンゼル)のためにスイーツを作る、という30分の料理番組です。
毎回、美味しそうなお菓子が出てきて、面白いのは、それにまつわる様々なエピソードが用意されているので、美味しそうなだけではなく、ちょっとした感動もついてきます。
“オードリー・ヘップバーンのチョコレートケーキ”とか、“宮沢賢治のアイスクリーム”とか。
・・瀬戸康史くんがイケメンである、というところも大きいですが。

私が今回いつも以上に感動してしまったのは、“沢村貞子の大学芋”。
沢村貞子さんは、1908年、芸能一家に生まれた女優で、甥には長門裕之と津川雅彦がいます。(敬称略)
名脇役と言われ、晩年は随筆家としても活躍されていた方です。
家庭をとても大事にされてた方で、魅力的な役のオファーがきても、家族の夕飯を作れない
ものは断っていたのだとか。家事と仕事とどちらを取るか。といった質問には、「家庭があっての
仕事だから、まずは家事をすることを最優先します。毎日の基本を大切にしたいから」ような
返事に、なんだか素敵だなーと感じ入ってしまいました。 私は全てが中途半端なので(汗)。

『わたしの献立日記』沢村貞子著

とはいっても、最期まで過ごしたご主人とは、37歳の頃、お互いに家庭を捨てて(!)一緒になったというので、いつも、“捨てられる側”につい感情移入してしまう私としては少し微妙な心境ですが^^;。 (やるなぁ)

365日欠かさず食事日記をつけて、ご主人の好物を作ったそうです。なかでも食後の大学芋が彼の好みだったそうで、日記には頻繁に登場します。
ご主人が亡くなられてから、彼女宛ての一通の手紙が見つかったそうです。
内容は、“何の取り柄も無い自分に、唯一降ってきた幸運はあなたです”ような感じのものだったそうです。そういったことを生前、一度も言ったことのない人だったので、とても驚いたのだとか。

その手紙のナレーションが流れて、その思いやりのある言葉に自然と涙が出ました。
彼女も、「私はひとりだけ、幸せに出来たんだわ、とおもったの」と話していて、素敵でした。


して、我家の夫の言う、「死ぬときに言う」は、はたしてどうなるのでしょうか。
私は夫を、幸せにすることは出来るのでしょうか。 今から怖いです^^;。

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