2014年1月29日水曜日

D4 診察

先週に生理が始まり、いよいよ採卵周期が始まりました。

現在住んでいる街には不妊治療を行っている病院が3つあります。
1つは総合病院で、不妊治療はあまり力を入れていない様子で、産科の方が大きく(たぶん)、
“きっと待合室で妊婦さんの間に座らなきゃなんだわ、、”と敬遠して行っておりません。

選択肢は2つの病院しかなく、といってもたくさん選べたらそれはそれで選べない私だので、
2件とも行ってみて、KLCと提携しているという、自然周期採卵をしているクリニックを選びました。
・・それが激混みなのです、、平均4~5時間待ち。 どこも大変なのね。。

自然周期法ではダメなのかも。と、KLCから転院した私ですが、やっぱり戻ってきてしまいます。
ひとつには、インスリン抵抗性を改善する薬を飲んでいるので、以前問題だった点は
クリアしているのでは、という期待があります。
もうひとつは、最近では(赤ちゃん待ちの方の士気を下げてはいけないと思うのですが、、)
子どもは絶対に欲しい、という想いを手放そうとこころがけているので、ダメ元の最後の採卵です。
だから、身体に負担をかけないで、気楽に行こう。
幸いバイトは週に1回(!)だし、タイミングが命の自然周期法でもイケる、というのがあります。

前置きが長くなりましたが、先週の金曜日に行ったD4の忘備録です。

8:10血液検査→10:45内診→11:45診察→12:20会計→12:30体外受精の説明

FSH  9.35
E2  40.52

生理中のホルモン値の結果は大丈夫とのことで、ゴーサインがでました。

初診で行った血液検査の結果が出ていたのですが、AMHの値が上がっておりました。
昨年の3月に測った時は2.74ng/ml。歳相応でしょう、とのことだったのですが、今回は3.83ng/ml。
早口の看護師さんに説明を受けたので受け流してましたが、後で気がついてまごつきました。

ネットでググった印象ですが、AMHは減る一方で増えることは無い、とおっしゃるお医者さんもいれば「1年で倍以上に増えました!」という書き込みをしている赤ちゃん待ちの方など。
うーん、どういうこっちゃろ。 でも検査機関が違うから誤差がある、なんてこともあるかもだので、
次回クリニックに行ったら聞いてみようと思います。 ・・多嚢胞気味になってきたとかかな?

あと、昨年中の初診の際、杉山で行った着床・不育症の血液検査では無かった項目を
追加で検査しました。2万円追加です(トホホ)。

予定ではこれが最後の採卵なので、泣いても笑っても、不妊治療でこんなにバンバンお金が出ていくことはもうこれで最後なんだわ。と思うと、とてもすがすがしい気持ちにさえなります。



昨年の年末、杉山での体外受精が陰性に終わったと分かった時、排水口の髪の毛のように
なっていたと書いたのですが、それは決して大袈裟ではありません。
もう人間じゃないから、人に対して気を遣うということとか、不可能なのです!
年末だから夫の実家にも行かなきゃだし、それも泊まりがけで、夫の中学校のプチ同窓会
とやらになぜか私も同伴しなきゃいけなかったり(子どもたくさん連れて来るという。)、
夫に泣きついて(嘘涙)、3泊のところを私だけ1泊にしてもらうことで折り合いをつけました。

そうして我儘を通せたものの、同窓会では私は居場所は無かったけど、会った子どもたちはみんな
とてもかわいくて、癒やされました。 思ったよりも悪くなかったな。なんて考えつつ帰途につくと、
ふと、こんなに日常生活に支障をきたす不妊治療は、私にはやる資格が無いのかもなー。
てな想いが浮上してきました。

でね、気になっていた占いをやってみたのです。そうです、占いです。当たるも八卦当たらぬも八卦。
日本の神様カード
『日本の神様カード』

最近ハマっていたブログで紹介されていたもので、タロットカードの日本版とも言われているそうです。
でも、タロットカードのように、いきなり死神が出てくるようなことはなく、
全部ポジティブな言葉が載ってるので、安心して引くことができます。
あ、タロットカードはしたことが無いのでもし解釈が間違ってたらごめんなさい。

確かに、日本の神様って八百万の神々とも言うようにたくさんいて、中々よく分からないですよね。
48枚のカードにそれぞれ神様が載っていて、それぞれのメッセージが小冊子に入ってます。


でね。もう排水口の髪の毛のようになっちゃっている私は、今後の不妊治療をどうしたら良いのか
分からず、「どうしたら良いのでしょう!教えて!」なんて懇願してカードを引いてみると、出ました。

「手放しなさい」
私が引いたのは水の神様のカードで、港や河口を守っている神様ということでした。
なにやら、水の流れに抗うことなく、しがみついているものから離れなさいと。
力を抜いて、水に浮かんで身を委ねなさい。自分が正しいと証明することは無いのだと。

という(私の要約、かなり雑)メッセージでした。
その瞬間、ストンと何かが腑に落ちて、涙がボロボロこぼれてきました。
そうそう、私は、「不妊治療したら、赤ちゃん出来たよ」と、みんなに言いたかったのです。
頑張ったら、出来たよ!と。両親にも「待たせたなっ」といって赤ちゃんを抱かせてあげたかった。

そんな風に潜在的に思ってることで、身体はいつの間にかガチガチに固まってました。
(最近リンパマッサージの教室に行ってるんですが、もう私、固いのなんのって。)
でも、「自分が正しいと証明することは無い」かー。  そっかー。

「しがみついてるもの」=赤ちゃん待ちのことですよね。そうです、ガッチリしがみついてました。
排水口の髪の毛になりながらも、頭ではお金を捻出しようと思い巡らし、念仏のように夫に
「金をくれ~」と、迫ってましたし。

でね。それでもやっぱり簡単に諦めることは出来ないので、数日経ってまた、同じことを
尋ねながらカードを引いたのです。 すると、再び同じカード!「手放しなさい」 おぅ。
2回同じカードを引く確率は、48×48= 2304 1/2304ということかしら。(合ってる?) 

おぉぉ。
・・・占いで決断するなんて、詐欺に合う人間の典型とか思われても仕方ないのかもしれませんが、
でも確かに、不妊治療が日常に弊害をきたしているのは明らかです。

不妊治療の辛さのひとつに、妊娠という現象がありふれている、というところにあると思ってます。
妊娠というプロセスは本当に神秘的で、何千?という経験を積んできた医師や培養士でさえ、はっきりしたことは何も言えず、そこには神の見えざる手が働いているように思えます。
自分の受精卵の写真を見ただけで、心の温かい場所(キムタク風)が、うち震える感動もあります。

それに、天文学的数字くらいに組み合わせのある遺伝子配列の中から、その個性を持った
子どもと出会えたということも奇跡だと思います。
でも、『妊娠』自体は、奇跡じゃないと思うんです。
もし妊娠が奇跡だったら、地球上の人口はこんなに増えてないと思うんです。

・妊娠した友人にお祝いを言うと、暗い目をしながら「4ヶ月かかったよー」と。
・子連れ再婚して「話し合って子どもはもう作らないことにした」と言ってた友人が1年後出産。
・以前から“どうして子どもが欲しいと思えるのか不思議”といってた友人が妊娠。
・二人目の子どもの育児休暇を終え仕事復帰した友人が「予定外で(汗)」と三人目を妊娠。

あぁ、妊娠は巷にはありふれてる出来事なんだわ、、と、日々思い知らされてます。
「奇跡の生還」「奇跡の復帰」・・・ きっと、1000人いて1000人がダメな中、生きて帰ってこれたから
奇跡といえるんですよね。それは、1%にも満たないもの。
一方で、一般的には妊娠の確率は25%くらいと言われています。
だから、「妊娠は奇跡だからね」と言われると、モヤモヤしてしまうのです。

私の祖父母は終戦で財産を全て失った人たちなので私の両親は二人共そら貧しい家庭で育ちました。でも、「あの時期はみんな貧乏だったから、気にしたことなかったわ~」と母は言います。
私も、もし妊娠が奇跡だったら、むしろ不妊が普通なら、こんなにしんどくはなかったはず。

奇跡の確率で妊娠出来るのだったら、妊娠した人を目にすることがあれば、おぉ!!
素晴らしい!人類の繁栄のために、頑張れ!!と、羨むどころか賞賛したことでしょう。


と、ここまで書いてから、私って本当につまらない女だなーと思いました。
こんな屁理屈ばかり言ってるから妊娠できない、とよく夫は言います。
でも、妊娠できなくても、(そんなこと言う)夫と猫2匹との生活は、これまでも、これからも幸せなことに
変わりは無いのだということにも、ふと気が付きました。 前から気がついてたけど更に。

不妊治療を辞めたら、数ヶ月先の予定も入れられるようになったり、生活が変わると思います。
もちろん妊娠できれば万々歳ですが、出来なくても、不幸になるわけじゃないのだと、
自分のために使える時間がたくさん出来るだけなのだと、気楽に構えようと思います。

ではでは、長い備忘録?でした。

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